元の状態。引っ越し前で前の人の荷物が残っています。
修理前の状態。しばらく引っ越し荷物で部屋が一杯になっていてようやく片付けました。
何から何までボロイです。
押入れの床が腐っていたので、調べてみると床の厚みは2.5ミリか3ミリくらいのべニアが張ってあるだけでした。下は土なので腐るのは当たり前であり得ない作りでした。
押入れの床と土壁に貼ってある壁紙を剥がします。
家中至る所に釘穴と汚い塗装。
釘穴を埋めます。
柱などの色は単色だと面白くないので、実験的にカラフルな色をスプレーで塗装してみました。
しかしこれが想像以上に手間が掛かって面倒なものでした。
天井は今回塗装だけで済ましたのですが、これが何度も塗り重ねなければならず最初から作り替えた方が良かったかもと思いました。
石膏ボードを土壁の上から張ります。
石膏ボードの上には見た目しっくいのようなMORU MORUというシリコン系の仕上げ材を塗ってみました。
仕上がると表面はかなり硬化します。
手でも塗れるということで簡単に出来るのかと思ったのですが、意外に塗るのに時間がかかりこれなら普通に壁紙を張った方がいいかもしれません。壁紙の方が安くあがります。
畳はカッターで半分に切って車に乗せ、市の焼却場で処分しました。以前畳を丸鋸で切ろうとしたのですが、畳糸が丸鋸の軸にからまって回転が止まるほどでまったく役に立ちませんでした。新しいカッターの刃を使うと畳はよく切れます。
畳の下には数枚当時の新聞が敷いてありました。なぜ全面敷いて無かったのかも謎です。
床板は釘が効いていないものもあり、全部ビスで固定しました。
防水テープを使って床板の上に透湿シートを張ります。
フローリング下地を作ります。
隙間に断熱材を詰めます。
上にコンパネを張ります。
コンパネを張った後にフローリングを張るための墨付けをコンパネの上にします。
試しにフローリング材を載せてみたところ。
押入れの床面を作ります。
押入れの壁もMORU MORUを塗ります。
フローリングを張っていきます。
とりあえず完成。