1992年に作ったダイニングテーブルです。
デザイン的にはいたってシンプルで、シェーカー家具っぽいかなと思ってネットを検索したのですがそれらしいものは見つかりませんでした。
もっともシェーカー家具はもっと繊細なデザインではないかと思います。
直径は約1メートル、厚み45ミリのオーク材でオイル仕上げです。
とてつもなく重たいです。
そのためテーブル付の大型ルーターで材を回転させながら側面を円錐台に削っていたのですが、あまりの重さにルーターのテーブルが支えきれなくて突然余計に傾いたほどでした。
ルーターは重さが何百キロもある大型のものです。
自分で作った家具を基本的に自分で使うことはほとんどないのですが、これは例外で普段使っています。今では作ってから30年以上経っていますが、使用にはまったく問題ありません。
ただオイルの塗装をし直した方がいいと思いますが、その前に無垢材で作ってあるので表面にカンナをかけて削れば新品同様になるでしょう。
たぶん100年は楽に使い続けることが出来るのではないかと思います。
このテーブルを今作るとすると材料だけでいくらするかわかりませんが、かなり高額になると思います。
当時は知り合いを通じで格安で材料を購入したのですが、それでも何万円もしました。
自分でデザインして作った家具はいつもあまり満足することはないのですが、これは結構いいのではないかと思います。